もくじ
『ソムリエ』6話~11話(最終回)

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Vintage6 ウエディングベルに涙のワインを
~Vintage6 あらすじ~
セカンドシェフの小西の元に妹からの結婚式の招待状が届く。
実は小西の父親は高級官僚で過去にハメられて不正事件を起こしていたのでした。
そんな父親を許せなかった小西は大学を中退して自衛隊にいたという過去を持つ。
父親とは絶縁状態だったのです。
ある日、チーフシェフの安藤が転んでけがをし、厨房にしばらく休業となりチーフに任命されすっかりやる気になる小西。
しかし、城は小西が悩んでいるのを知っていたので心が乱れているから無理だと言います。
店のみんなは任せれば出来ると城の意見に反対する。
小西は安藤に相談せずに今までとは違う業者からバターを仕入れて賄賂を受け取ってしまいます。
当然、安藤にすぐばれて激怒される。
小西はみんなから責められます。
そんな小西に城はワインを勧めます。
ワインを飲んだ小西は妹の結婚式場に向かい、父親と和解し妹の結婚式を祝いました。
その日、小西の父親が一人で客として息子の店に来店します。
それを知った安藤は腰が痛いふりをして小西にメインを任せるのでした。
(今回登場したワイン)ポンテ・カネ
~Vintage6 感想~
大久保支配人と香織の
「支配人大変です!」「またなの?もう慣れてるから何でも言って」の流れ毎回笑えるし、神父と支配人のやりとりが地味に面白い。
年取った中学生かと思ってたよ」が笑えました。
しかも神父もいい事言っているようで実は何の役にも立っていないという(笑)
武田鉄矢って鬼刑事みたいな役が多い気がするけど、こういうコメディが似合いますね。
菅野美穂のちょっと気の強いワガママ娘も可愛い。
実はこの回が一番好きです。
城がシャンパンを刀で開けるシーンより、小西がワインをラッパ飲みするシーンが印象的です。
そして毎回無表情で淡々とワインを勧める城にハマる。
Vintage7 恋するワイン
~Vintage7 あらすじ~
城を講師としてラ・メール全店のソムリエ勉強会が本店で開催されます。
パリの本店に移動したい冴子は張り切ります。
9号店は売り上げも低く、城の年齢も若いので他店のソムリエに馬鹿にされますが、城はその鼻をへし折ります。
会社では冴子がパリで一緒だった三井という男性と5年ぶりに再会。
実は二人は以前に付き合っていて、三井は冴子にプロポーズを断られたという経緯がありました。
二人の様子を見た菜穂は恋人同士だと勘違いして店で吹聴する。
噂は尾びれをつけ、片桐冴子は結婚間近だという事になってしまう。
三井に話があると呼び出され淡い期待を寄せる冴子でしたが、話はパリからNYへ転勤するという事だった。
冴子が狙っていたパリの欠員補充というのは三井の事でした。
明らかにがっかりする冴子。
しかも三井は結婚相手を連れて部長と店を訪れる。
冴子は仲睦まじい様子の二人を見てショックを受けます。
落ち込んだ冴子は城の暮らす教会にやってきて荒れます。
そんな冴子に城はワインを差し出す。
吹っ切れた冴子は三井を爽やかに送り出します。
~Vintage7 感想~
回が進むごとに城と菜穂の距離が近くなっていってる気がします。
もしかして恋愛に発展するとかかな?
勉強会でも菜穂はワインの知識は薄くても、ちゃんとお客様を観察すると言う城の教えを着実に自分のものにしていってますね。
菜穂の成長物語でもあります。
そして今回のメインは片桐冴子さん。
気のキツイ出来る女性という設定ですがパリでは恋愛もしていたんですね。
5年ぶりに会って淡い期待を持つのもちょっと変だとは思いますが、彼に追いつくために一生懸命仕事したいたのかと思うと結構いじらしいです。
ワインそのものよりも城の話のお陰で吹っ切れたんだと思います。
香りが立つまでに30分も待つワインがあるんですね。
このドラマワインのミニ知識みたいなのも結構面白いです。
グルメ系ドラマとかも結構好きなんですよね。
『ソムリエ』概要とキャストはこちら
Vintage8 女ソムリエ誕生!
~Vintage8 あらすじ~
東西物産の社長が9号店にやってくるというので従業員たちは張り切りシャンパンタワーを計画します。
しかし当日、子供が走り回り、その子供を助けようとした香織がタワーを倒してしまい社長がずぶ濡れになる事態となります。
ミスしたことで激しく落ち込む香織。
そんな中、城は菜穂をソムリエールとして仕事をさせようと提案します。
大喜びの菜穂と、自分だけが役に立っていないとさらに落ち込む香織。
初めての接客で緊張する菜穂だが無事にやり終えてみんなから高い評価を得て調子に乗りまくる菜穂。
落ち込んでいる香織に昔の知り合いから雑誌のモデルにならないかと誘いが来ます。
店の宣伝になるという事で引き受ける香織。
しかし香織が出た雑誌に東西物産のクライアントのライバル社の家電と一緒に映っていた事で大問題となる。
支配人の減給と香織の無期限の謹慎が言い渡されます。
香織は本社に直談判に行くとそこでクビを言い渡され屋上から飛び降りようとする。
城は香織にシャンパングラスの話をして、シャンパンを勧めます。
香織は今の自分のままでいいのだと自身を持ちました。
その後、香織が助けた子供がクライアントの社長の孫だと分かり、近親は解け香織は普段通り明るく仕事をするようになりました。
~Vintage8 感想~
菜穂が念願のソムリエールデビューです。
張り切っている様子と、ワインセラーでの城との会話が可愛い。
そしてすぐに調子の乗るところも可愛い。
今回は香織がメイン、地味なキャラクターだけど撮影風景とか見たらさすがに美人ですね。
香織がソムリエとかカッコいいしって言った時の城の「カッコいい・・・?」のやり取りが好きです。
城が「高いところは好きですか?僕も好きです」のセリフがあります。
確かに城は教会の屋根に頻繁に登っていますね。
母親を思っているのでしょう。
確かそんなくだりが最初の方にあった気がします。
しかしこのドラマでは稲垣吾郎さんは衣装一枚ですね。
ずっとソムリエスタイルを貫いています。
Vintage9 別れのワイン対決
~Vintage9 あらすじ~
順調に波に乗ってきたラ・メール9号店に同じくフランス料理シェフの東郷光が偵察にやってくる。
斬新なフランス料理を創作するという事で話題になっているシェフである。
城は同業者だと見抜き、ロゼワインと料理を一品だけ出します。
城のソムリエぶりに感服する東郷シェフ。
しかし料理に関しては古臭くオリジナリティがないと散々こき下ろし、そして城に自分の店で働かないかと引き抜きをしようとする。
実は東郷は9号店のすぐ近くに店をオープンする予定だったのだ。
次の日、城は旅に出ると書置きをして消えます。
東郷の店でソムリエとして働いている城を見て片桐が契約違反だと息巻きます。
城はラ・メールと東郷の店とで料理とワイン対決をして勝利した方の店で働くと言い出します。
審査員に選ばれた神父は東郷の店を選びますが、城はどちらもお客様の事を考えず自分の主張ばかりを押し付けていると言い、どちらも負けだと言います。
そこで城はシャブリのワインを2本出します。
一つは近代的な熟成方法で、もう一つは伝統的な熟成方法。
それを飲んだ安藤はどちらも美味く、どちらがいいとは選べないと頷きます。
東郷もそれに納得しました。
丸く収まったと思ったら片桐が大慌てでやってきて、会社がラ・メール全店を売却するのだと言いみんなが騒然となります。
(今回登場したワイン)ルンガロッティ、シャブリ
~Vintage9 感想~
敵対心を燃やす菜穂に冷静に対応する城のやり取りと、大久保支配人と神父のやり取りが相変わらず面白い。
東郷の作る料理美味しそうではあるけど、店の雰囲気が・・・デザインがモードすぎて落ち着かないな。
ただシェフのコックコートが黒いのがカッコ良かったです。
神父さんが東郷の方を選んだのはやはり城の選んだワインの力が大きいんでしょうね。
料理的には両者引き分けっぽかったし。
やはり菜穂が城を負かすにはまだまだ修行が必要みたいです。
ルンガロッティのワインが気になったのでネットで調べてみました。
ドラマの中でも言っていた通りお手軽な感じのワインなので私でも手が届きそう。
心の中にメモっておきます。
そしてラ・メールが売り出しに!
城は引く手あまただし、安藤さんも何とかなりそう、菜穂は金持ち娘なので安泰。
しかし他の人は路頭に迷いそうな人ばっかり・・・。
次が最終回と思ったら11話までありました。

Vintage10 涙で作れ! 愛と感動カクテルを
~Vintage10 あらすじ~
お店がOKシェフというか会社に売られることとなりました。
窓口となり話を勧めるのは木崎部長、つまり菜穂の父親です。
菜穂は断固として抗議をしますが、父親にも部長としての立場があり、どうにもなりません。
会社の決定に従うしかないのです。
父親とケンカして家出した菜穂は教会の城の部屋に転がり込みます。
城は菜穂にサービスとはいかなる時でも平等でなくてはならないと断言。
後日、偵察も兼ねOKシェフの社長を連れて木崎部長が食事にやってきます。
しかし売却を阻止しようと従業員たちは一切のサービスを拒否するのでした。
そんな中、城だけがソムリエとして接客サービスをして、みんなから非難を浴びます。
そして城は落ち込む菜穂に自分の父親の話と、ソムリエとしてのサービスの心得を語ります。
菜穂が店に戻ると父親が一人でワインを飲んでいました。
菜穂は父親にソムリエとして水を出します。
お客様に一番ふさわしい飲み物を出すのがソムリエの仕事です。
健康が一番なので父を思って水を出したのでした。
翌日、OKシェフが妥協案を提示します。
店名は変わるが従業員は今まで通り働けることとなり、みんなが喜びますが、城だけはそんな妥協案なら受け入れない方がマシだと言い張りました。
(今回登場したワイン)シャトー・ラトゥール
~Vintage10 感想~
なかなかの急展開ですね。
木崎部長から本社に戻る話を貰った時、てっきり大久保は喜ぶのかと思ったのですが、跳ねのけましたね。
冴子もパリ行きが決まっているようですが全く嬉しそうではありません。
今回は菜穂がメインかな。
菜穂が城に恋愛感情を強く抱くようなシーンが出るかと思ったけど、そういうのはないようです。
ワガママ娘の菜穂がこの回で大きく成長したように見えました。
笑えたのは厨房を見学に来たOKシェフの社長にセカンドシェフの小西が「どこかのファミレスみたいに電子レンジはありませんけどね」って嫌味言うのが笑えました。
店名が変わるけど従業員はそのままという案に城だけが反対しました。
次で最終回だけど、次回でその意味が分かるのでしょう。
片桐さんが本当にパリ支社に行くのかどうかもちょっとだけ気になります。
城は恐らくそのまま旅に出るんだろうな。
Final Vintage ワインの誇り・・・Xマスに奇跡が起きる!
~Vintage11 あらすじ~
ラ・メールの売却先となったOKシェフは従業員たちに無理やり社員研修を受けさせます。
そのやり方は今までとは全く違うものでした。
OKシェフの社長がワインのオークションに行くという事を聞きつけた城は自分もオークションへ出かけて社長をコケにします。
支配人の友人でもある牧師がラ・メール最後の日の12月24日に予約を入れました。
しかしその日にOKシェフの社長が店でパーティーを開くからとイヴの日の予約を全てキャンセルさせる。
大久保支配人は我慢も限界となり本社に出向き売却を白紙撤回して欲しいと言いますが、すでに契約は結ばれた後でした。
イヴの夜、予約した神父がやってきます。
大久保は神父の予約を断るのを忘れていたのでした。
仕方なく神父を追い返すと、それを見た城は怒ってOKシェフの社長にお店はお客様のものですと言い切りました。
大久保は神父を呼び戻し、みんなで最後の晩餐をします。
従業員はみんな失業覚悟で会社に逆らったのでした。
城はフランスには戻らないと言い、片桐もパリに行かず会社に残る事を決意する。
次の日、城と菜穂は一緒に教会の屋根に上ります。
そこで城は、菜穂に自分のソムリエナイフを渡し、そのまま屋根から落ちて姿を消しました。
ラ・メールは看板が取り外されOKシェフのものとなり、従業員たちはそれぞれ別の道を歩みだします。
3か月後、大久保が新聞を見ていると城が紙面に載っている。
紛争地帯でワインを勧めて戦争を辞めさせていたのでした。
城は言います「武器なんか捨てて、みんなでワインを飲みましょう」
(今回登場したワイン)シャトーヌフ・デュ・パプ
~Vintage11 感想~
最後もしかしたらラ・メールは存続するのかと思ったけど、そうはならず皆バラバラになるところが逆に良かったです。
それでもオークション会場で城がOKシェフの社長をギャフンと言わせたのはスカッとしましたね。
みんなが雪の中で立ちすくむ神父を迎えたときはちょっとだけ感動。
結構この神父さま要所要所で重要な役割を果たしていてオイシイ役どころですね。
榎本が詐欺にあった時に言った通り、世界中がホールなのですと言った城はラストで見事に世界をホールにしました。
さすがにワインで戦争を辞めさせたのはぶっ飛んでいますが、コメディドラマはこれくらいでも全然OKです。
残念ってほどでもないけど菜穂との恋は実りませんでしたね。
城の気持ちは見ている方も分かりませんでしたが、菜穂は明らかに城の事が好きだったと思います。
これ原作ではどうなってるんでしょうね。
片桐さんが日本に残ったのだけは意外でした。