もくじ
『ソムリエ』1話~5話

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Vintage1 天才!? 変人!? ワインばか登場!!
~Vintage1 あらすじ~
フランス料理店LA MAR9号店に左遷された素人の大久保支配人は今日も本社からきた主任の片桐から嫌味を言われている。
片桐はフランスでソムリエの城をスカウトしており今か今かとそわそわしていた。
飛行機の中ではその城と本社部長の娘菜穂がちょっとしたアクシデントで険悪ムードになっている。
お店に有名な料理評論家が来ると言う事でみな戦々恐々としていた、そこへやってきた城。
お客から自分に相応しいワインをくれと注文されホットワインを出し褒められる。
城は店に対してワインにもお客様にも愛情を感じられないからここでは働けないとさじを投げます。
城の指摘に唖然とする従業員一同。
成り行きで教会で暮らしている城の元に支配人が頼み込みに行きます。
そこへ菜穂が人生にやけくそになった男に人質にされる。
城はその男の境遇を聞き、とあるワインを勧めます。
男は城の話に胸をうたれとワインのすばらしさに感動し降参しました。
(今回登場したワイン)ホットワインとシャトームートン
~Vintage1 感想~
武田鉄矢こういうちょっとダメで空回りしているけど人の良い役似合うなあ。
稲垣吾郎もこういうスマートな役似合うんだけどちょっと活舌が悪い。
ドラマの方はいきなり面白いです。
しっかり者の片桐とダメ支配人大久保とのやり取りも面白いし、
城の周りを唖然とさせる天才ぶりと空気を一切読まないところも面白いです。
さらに菜穂というワガママ娘が追加されてイイ感じ。
こういうレストランでの群像劇ってあんまりハズレがないんですよね
「王様のレストラン」とか「バンビーノ」とかも面白かったし。
1998年のドラマなので登場してる役者さんがみんな若い!
阿部サダヲとかこの頃って売れかけか駆け出しくらい?
ワインには興味ないですが城のウンチクを聞くのも結構楽しいです。
Vintage2 ピンチ続出! ワインがない!!
~Vintage2 あらすじ~
次の日、城は店にやってきて、もうしばらく様子を見てから決めると言い出し大久保支配人は大喜びです。
しかし保存状態の悪いワインを全て捨てると言い出し店はもめます。
特にチーフシェフの安藤と対立。
全て捨てたら店は営業できません、大久保支配人は反対しますが片桐がやってきて城がそういうのなら仕方がないとワインを捨てるよう指示します。
そして城が用意したワインがチリやアルゼンチンなどの安物ばかりで、再び安藤が怒り出します。
一方で片桐は城を利用して店のPRをしようと目論んでいた。
ワイン好きの女優に合わせるも城はズバズバと本音を言って女優を怒らせ失敗する。
城をギャフンと言わせたい菜穂はお店にワインがないことを知ると、友達の誕生日を祝うという事で予約を入れます。
菜穂はワインがないのを知っていてロマネコンティを出せと無理難題を言います。
城は保存状態の悪いロマネコンティを出し、不味いと菜穂にキレられます。
しかし、城は君はこのワインそのものだという。
いくら土壌が良くてもちゃんと育たなければしっかりしたものにはならないという。
菜穂は痛いところを突かれて黙ってしまう。
城はすかさずカリフォルニアワインを出し、再びウンチクを語ります。
店のみんなも反発しながらも城に一目置かざるを得ません。
菜穂は悔しくてたまらなくなり片桐にこの店で雇ってくれと言い出します。
(今回登場したワイン)カリフォルニアワインのFETZER
~Vintage2 感想~
今回は城と片桐のエピソードが入ってました。
城を知ったのがフランスで開催されたソムリエコンテストに飛び入りで参加して優勝をしたが、優勝を辞退したのが城を知ったキッカケでした。
天才的な味覚の持ち主という設定なのでカッコよく感じますね。
また本社に行ったときに部長から娘の菜穂がソムリエの勉強をしているから宜しくと言われあっさり断るのもカッコいい(笑)
それにしても菜穂のワガママぶりが凄い
友だちの誕生日なのに嫌がらせを企んで、しかもキレて帰るとか最低です。
多分、この高い鼻も城にいつかへし折られるんだろうな。
個人的には城がワインセラーでワインに話しかけているシーンと、支配人が毎回教会で愚痴ってるのがツボです。

Vintage3 わがまま娘の逆襲
~Vintage3 あらすじ~
菜穂は父のコネでお店で働くこととなる
大久保は雑用係からと思っていたが菜穂はすっかりソムリエ気分です。
城はミーティングでワインのグラス売りを提案して、安っぽいとシェフに反対されます。
城がソムリエの資格を持っていないと知るとみんなが資格もないくせにと言い出す。
菜穂は城に恥をかかせるために歓迎会を企画しワインバーで銘柄当てをしようと言い出します。
城はワインの違いを全て言い当てますが、ソムリエの仕事はワインの銘柄を当てる事ではないと言います。
支配人の大久保は城と従業員たちの対立に頭を悩ませます。
パリ支社への復帰を目指す片桐は有名デザイナーを店に招待します。
菜穂はここぞとばかりに城への嫌がらせでワイングラスにコルク片の屑を仕込みます。
客からクレームが入ると素直に謝罪して非を認める城。
厨房に行くとそこには安藤シェフのペットボトルに入ったテーブルワインが置いてありました。
城は安藤シェフの寝酒用のワインを出したのでした。
ペットボトルから注いでコルク片が入るわけがありません。
菜穂は再び城に敗北したのでした。
安藤シェフは城の選んだワインを試飲して城のワイン選びに舌を巻き、さすがの安藤もグラス売りに納得をしたのでした。
~Vintage3 感想~
今回も城の天才ぶりが発揮されていました。
最初歓迎会で城が4種類のワインを言い当てた後に看板に書いてあるといい、みんなは「看板に書いてあったのか~なんだよ」となりましたが、城は看板の間違いを指摘したので本当に分かっていたのだと皆が驚きました。
このシーンカッコ良かった。
そして毎回登場する大久保支配人と片桐さんのやり取り。
城に敵対心を燃やしつつも何となく実力は認めている安藤シェフもいいですね。
ただ安藤シェフは立場的に菜穂のイタズラを止めろよとは思いましたが・・・。
菜穂が仁王立ちで城に文句を言うシーンも可愛い。
『ソムリエ』概要とキャストはこちら
Vintage4 出入り禁止です!
~Vintage4 あらすじ~
菜穂は上等のソムリエナイフを購入して浮かれています。
そして早く接客をさせろと城に迫るのですが・・・。
城はミーティングでシェフの得意料理のまとう鯛のペルシェを外すよう提案してまたもめます。
本当は安藤シェフが風邪をひいていて少しきつめのうがい薬を使用しているのを城は見ていたためでした。
そのうがい薬は味覚を少し麻痺させてしまうものだったのです。
後でそのことを城から指摘されますが安藤シェフはこの時は知らなかったので当然怒ります。
また菜穂には店でボタンが取れたからボタンを探すよう指示します。
菜穂は店をくまなく探し、おかげでワインやワイングラスを観察する機会を得ました。
しかし接客を始めたい菜穂は水谷を差し置いてお客様にワインを強引に勧めたり、クレーム対応でお客様に嘘をついてごまかしたりします。
それを見た城は、二度とワインセラーに入るな、僕との違いが分かるまで店にも来るなと言います。
城の横暴さに従業員たちはボイコットをします。
大久保は臨時休業にしようとするが、片桐は大株主を店に招待しているので開店するよう命令。
そこへ出勤停止を言われた菜穂はお客として店へやって来る。
城はお客として出迎えますが、菜穂にうんちくを垂れイラつかせます。
しかし菜穂は自分も同じような接客をしていたのだと気づき反省します。
またその様子を見ていた安藤シェフは厨房に戻り、ボイコットしていた従業員たちもそれに続きました。
菜穂は店に戻りボタンを無事見つけます。
~Vintage4 感想~
菜穂のお父さんが片桐に「うちの娘頑張ってる?」「はあ?」のやり取り面白い。
休憩中とはいえ仕事と思うんだけど賄いで赤ワイン飲んでるのもドラマならではです。
従業員がボイコットするシーンってドラマ「王様のレストラン」でもありましたね。
代わりに厨房に入った大久保がラーメン屋にしか見えなかったです。
出勤停止を言い渡されると、今度は客としてやってくる菜穂の神経もなかなかすごいです。
菜穂が城にうんちくを語られて苛ついてるシーンがありましたが、結構詳しい人のうんちくとか聞くの好きですけどね。
嫌な人の方が多いものなんでしょうか。
このドラマで毎回ワインのちょっとした小話が聞けるのも何気に楽しいです。
Vintage5 めざせ! お笑いへの道!!
~Vintage5 あらすじ~
ギャルソンの榎本の元に借金取りがやってくる。
榎本は過去に漫才コンビを組んでいた柳原の借金の保証人になっていたのだった。
柳原は過去にはテレビタレントだったが、今は落ち目となっていました。
柳原は店にやってきて、ブランド品に身を包み、借金は返したと言う。
やたらと景気の良さをアピールする柳原に城は違和感を感じます。
柳原は今度芸能事務所を立ち上げるから一緒に後輩の育成をやろうと新事業に誘います。
榎本は給仕の仕事に虚しさを感じ始めていたので、柳原の話に乗ります。
過去に一緒に頑張っていた頃を思い出し、新人に夢を託そうと金を渡したのでした。
店を辞めるという事を伝えるとみんなは最初止めますが、榎本のやる気を見て気持ちよく送り出します。
しかしそれは柳原の誘いは嘘で全ては詐欺でした。
落ち込む榎本に城はワインを勧め、あなたは店にとって必要な人だと言う。
柳原はそんな榎本を見てお金を返し、謝罪しました。
(今回登場したワイン) サン・タムール
~Vintage5 感想~
この回は少し考えさせられる回でした。
過去の夢を引きずるよりも今が大事。
ヒットエンドランの寒いコントを見ている時のみんなの冷え切った態度が笑えた。
みんなも最初怪しいと思いつつも菜穂の夢を叶える人を応援しましょうよって一言で態度が変わる単純さもいい。
恋愛が絡まず、クスっと笑えて見終わった後に爽やかな気分になるドラマいいですね。
柳原がお金を返しに来たけど、あそこで榎本とどんな会話になったのか見せてほしかった。
やけにラストがあっさりしすぎてました。
まあ主役じゃないから仕方ないけど。
ラストはやはり城のショットで終わりました。